どうも、だざきです。
突然ですが皆さんは、超絶名作漫画『喰いしん坊!』をご存知でしょうか。
喰いしん坊!は今は亡き土山しげるさんの作品で、主に大食いや早食いといった食事に関することをテーマとして扱っている漫画です。
全24巻とそこそこの巻数ございますが、内容はとても面白くまた為にもなる知識が度々出ますので、まだ読んだことがないって方は是非読んでください。
で。
今回の記事はそんな名作漫画喰いしん坊!に登場する、喰輪杯編のラスボス的立ち位置のキャラ台湾代表『林美麗』が1回戦で食べたリンゴの量別格すぎるのでは、ってことに関する考察・紹介等をしていきます。
(把握出来る範囲)他選手が食べた食材や量はこれくらい
喰輪杯1回戦は予選の弁当勝負で勝ち残った選手たちによる、1対1形式での階級別大食い対決となっております。
ここで言う階級とは、試合前日の食事会で食べた量を元に算出したものです。
喰輪杯の予選を勝ち残った選手は合計で20人いますので、試合数自体は10試合行われたという計算になりますね。
それぞれの試合内容は以下の通り。
第1試合 茹で玉子10分大食い
負:トーマス・ヨハンセン(ノルウェー代表)
勝:ニコライ・カバレフスキー(ロシア代表)【食事量3キロ超級】
第2試合 トウモロコシ20本早食い
勝:ジャッキー・楊(台湾代表)
負:李 大虎(台湾代表)第3試合:キャベツ1玉早食い
負:チャーリー・アボット(イギリス代表)
勝:ホセ・ゴンザレス(メキシコ代表)
第4試合:トマト20分大食い
勝:ジェフ・ノーマン(オーストラリア代表)
負:テオドール・ヴァンゲリス(ギリシャ代表)
第5試合:バナナジュース30分大飲み
勝:バルマー・ラインハルト(ドイツ代表)
負:ブルーノ・カルパッチョ(イタリア代表)
第6試合:キュウリ40本(おそらく大食い・時間不明)
負:ハサン・トゥラン(トルコ代表)
勝:アントニオ・マルティン(スペイン代表)
第7試合:スイカ丸ごと1個早食い
勝:カルロス・ジルベルト(ブラジル代表)
負:ゴーミット・リー(シンガポール代表)
【食事量2キロ超級】
第8試合:リンゴ50個(おそらく大食い・時間不明)
負:アンドレ・ダバディ(フランス代表)
勝:林美麗(台湾代表)
第9試合:マッシュポテト3キロ20分(おそらく早食い)
勝:エミリー・フォスター(アメリカ代表)
負:ソッド・ワンチャイ(タイ代表)
第10試合:ゴーダチーズ20分大食い
負:シレシ・アレム(エチオピア代表)
勝:大原満太郎(日本代表)
林美麗の試合内容は結果だけの描写だったので詳細は分かりませんが、リンゴ50個完食となっている事からおそらく大食い勝負だったのではないかと推測しています。
リンゴ50個は重量だけ考えたら他食材とレベルが違いすぎるのでは???
喰輪杯編は世界大会編ということもあり、他選手が食べた量や早さも当然ながら凄まじいです。
ですが。
林美麗のリンゴ50個大食いは流石に他勝負との難易度が違いすぎる、と思うのは私だけでしょうか。
リンゴの重さがどれくらいのものか分からないので軽く調べてみたのですが、一般的な大きさのリンゴは重さが大体300グラム、可食部だけだと250グラム程とのことでした。
一般的なりんご1個の重さりんご1個の重さは295.6gです。 皮と芯の部分を除いた可食部の割合は85%で、りんご1個の可食部の重量は251.2gとなります。
りんごの重さは1個・1玉で何グラム、りんご3個分のキティちゃんの重さは?
Copyright(C)2002 kain All Rights Reserved
喰輪杯の舞台は台湾ですのでもしかしたらここに書いてあるリンゴとは色々と異なるかもしれませんが、とりあえず芯等を除いてリンゴ1個を250gと仮定した場合、林美麗が食べたリンゴの量は『250グラム × 50個 = 12.5』キログラムという計算結果になります。
重量だけならダントツの量ですこれは。
同じ重量でも食材や料理によって食べやすさ等かなり変わるので重量だけで優劣は決められない、にしても林美麗のリンゴ50個大食いは流石に異次元
同じ重さでも1キロのカレーライスと1キロのステーキだとキツさがかなり変わると思いますので、一概に重量だけで優劣が決まるというわけではないと思います。
第1試合の茹で玉子対決も脂質的な意味で相当キツイでしょうし、第10試合のゴーダチーズも脂質の量が尋常じゃないので相当キツイはずです。
他が大体野菜とか果物中心なので玉子とゴーダチーズはだいぶハズレ食材感強い。
とは言いましても、10キロを超える量を食べるというのは仮に食べやすい食材だとしても驚異的でしょう。
そもそもリンゴは食べやすいのかって疑問があったりなかったり。
林美麗が行ったリンゴ大食い勝負は、アップルパイ等といったように調理されたリンゴではなく、丸ごとそのままのリンゴを切らずに食べていました。
時間の描写がないので詳細は分かりませんが、他試合も大体30分以内には決着が付いているようなので、おそらく30分かそこらの時間でリンゴを50個食べたのではないかと考えられます。
リンゴを切らずに丸ごと1個を30分で50個。
これは異次元。
せめて切ったものを出してあげてください。
リンゴまるかじりなんて歯茎が弱い人がやろうものなら、それはもう甚大な被害をもたらしますよ(学生時1敗)。
しかもそれを50個ですよ50個。
喰輪杯1回戦は林美麗の顎・歯・歯茎の強さや頑丈さ、彼女の胃のキャパシティ等などがとても優れていると分かる話でした。
林美麗は物語の都合上満太郎に敗北するしかありませんでしたが、そういう主人公補正等を抜きにしたら大原満太郎以上の大食い・早食い力を秘めているキャラだと思います。
はい。
といった感じで今回の記事はこれで終わり。
もしよろしければ他の記事なんかも読んでいただければ嬉しいです。
https://tzakki.com/mantaro-jadogui/
以上。