どうも、だざきです。
突然ですが皆さんは、超絶名作漫画『喰いしん坊!』をご存知でしょうか。
喰いしん坊!は今は亡き土山しげるさんの作品で、主に大食いや早食いといった食事に関することをテーマとして扱っている漫画です。
全24巻とそこそこの巻数ございますが、内容はとても面白くまた為にもなる知識が度々出ますので、まだ読んだことがないって方は是非読んでください。
で。
今回の記事はそんな名作漫画喰いしん坊!に登場する、喰輪杯で優勝候補だったのに何か決勝の中盤くらいに自滅したロシア代表『ニコライ・カバレフスキー』、というキャラの紹介等していきます。
最初は明らかに強キャラの雰囲気まとっていたのにまさかまさかの途中リタイア。
職業はレスラー
ニコライ・カバレフスキーは職業がレスラーとなっており、その職業に恥じぬ肉体を誇っている大食い以外でも強そうなキャラです。
肉弾戦的な意味の戦闘能力だけならもしかしたらNo.1かもしれません。
ただし喰いしん坊!ではそういった直接肉体にダメージを与える対決はしないので特に意味はなし。
この見事な肉体や食べる量等から、周囲の期待はトップクラスに高い選手でした。
さらに頬に傷もあるので作中でもトップクラスに強キャラ感が強いです。
ジャッキー・楊や林美麗等の仲間であった五福星の1人張を圧倒する程の実力者
ニコライ・カバレフスキーは喰輪杯の予選が始まる少し前、台湾のプロ食闘士グループ五腹星の1人であるチャンを張(チャン)を炸醤麺(ジャージャーメン)大食い勝負で下しています。
この時ニコライ・カバレフスキーは炸醤麺を描写的に15杯程完食しているのに対し、張は9杯目の途中程でダウンしていることから考えて、2人の実力はかなり差があったはずです。
五腹星同士での勝負描写等がなかったので確かな事は言えませんが、最初にやられたことから考えて張は五腹星の中で一番弱かったのでしょう。
フフフ…奴は五腹星の中でも最弱…
ただ張以外の五腹星メンバーが喰輪杯に出場してその内3人が予選突破、2人が決勝へコマを進めていることから考えて、張の実力も世界レベルに匹敵するくらいはあったと考えられます。
張は序盤でハァハァ敗北者となってしまったので詳しいことは分かりませんが、作中では麺料理ばかり食べている描写がありますので、得意料理は麺料理なのでしょう。
なのでおそらくですが、喰いワン編時点鳥飼飛男以上の実力くらいはあったのではと私は考えています。
単純にニコライ・カバレフスキーが張と比較して強すぎたと考えるべき案件。
喰輪杯の1回戦では工夫でノルウェー代表選手に余裕をもって勝利
ニコライ・カバレフスキーは喰輪杯の第1回戦に出場し、そこで行った茹で玉子10分大食い勝負でノルウェー代表の『トーマス・ヨハンセン』に結構余裕ある状態で勝利しました。
茹で玉子大食い勝負で使用された茹で玉子はかなり固茹で喉を通りにくいという描写があったのですが、ニコライ・カバレフスキーは最後の2分程になったタイミングでどのご家庭にもある可能性の高いとある”調味料”を使用する事で喉の通りを良くし、工夫をもってトーマス・ヨハンセンに勝利しています。
とある調味料が気になる方は原作21巻を読んでその目で確かめてください!
ちなみにですが、この時ニコライ・カバレフスキーが食べた茹で玉子の量は60個とかなり驚異的な数字を叩き出しました。
茹で玉子の重さは玉子の大きさにもよりますが大体60~80グラム程とされているそうなので、その間の70グラムで計算すると約4キログラムもの茹で玉子を10分で食べたって計算になりますね。
林美麗さんも大概ですがこっちもこっちでかなり規格外なキャラだと言えましょう。
ただトーマス・ヨハンセンはニコライ・カバレフスキーが使用した工夫なしに54個もの茹で玉子を食べておりますので、2人の大食い力や早食い力に大きな差はなかったと思われる。
なんならトーマス・ヨハンセンの方がすごい可能性あったりなかったり。
ここまで結果を残して来たが喰輪杯の決勝では無念にも途中敗退
ここまで順調にその力を見せつけてきたニコライ・カバレフスキーですが、喰輪杯の決勝ではとあるキャラクターへの対抗心から途中でリタイアしてしまいます。
喰輪杯の決勝は総計15キロの料理を食べるというものになっておりまして
・1キロのペペロンチーネスパゲティ
・2キロのフライドチキン
・3キロの生クリームキーキ
・4キロのロコモコ
・5キロの満漢全席
といった錚々たる料理が登場し誰が完食出来るんだこれってくらい規格外の内容でした。
ニコライ・カバレフスキーは3キロの生クリームキーキを完食した時点で途中退場しましたので、合計6キロ地点でのリタイアですね。
ただこの途中退場した理由が単純に戦略の甘さというかメンタルの甘さというかといった感じの理由でしたので、喰いしん坊!最強キャラの西山清志とは異なり強すぎるから途中で退場させたという感じではなかったと思ってます私は。
対抗心燃やしたとあるキャラを退場させるついでに退場させられた感が強いです。
やはり最強は西山清志。
描写からしてニコライ・カバレフスキーは五腹星のメンバーである台湾代表『ジャッキー・楊』と同程度かそれより少し上程度の実力だと思われますので、勝ち残ったキャラクター同様に食べ進めたとしてもおそらく4キロのロコモコ時点で途中退場していたのではないでしょうか。
ニコライ・カバレフスキーリタイアシーンは喰いしん坊!原作23巻で見られますので、気になった方は是非確認してください!
ポテンシャルは高かったけど闘争心強すぎたのが仇となったニコライ・カバレフスキー
その体格からも周囲の期待が高かったニコライ・カバレフスキーですが、喰輪杯の決勝では途中リタイアするという何とも微妙な結果に終わってしまいました。
茹で玉子大食い対決での戦略は1人を除いて他のキャラが誰も気付かないような代物でしたので、決勝途中で無駄な対抗心を出さなければおそらくもっと上位の結果を出せたのではないでしょうか。
少なくとも大食いや早食いの実力自体に関しては作中でもTOP10、なんならTOP5くらいには入る可能性すらあると思ってます。
ただ未だ未知数なキャラもいますのでTOP5は言い過ぎかもしれません。
とりあえずTOP10は確実で。
大食いや早食い勝負は実力が高くなる程戦略や技術といった要素も相当重要になってきますので、大食いや早食いがただすごいだけでは勝てないのでしょうね。
ニコライ・カバレフスキーの職業はレスラーですので、おそらく満太郎とかみたいな技術を磨くための大食い早食いはせずに、ポテンシャルのままに食べてきたのだと思います。
典型的パワータイプ。
ニコライ・カバレフスキー、テクニックが備わっていれば……
あとついでに一つ不満点を上げるとしたら、五腹星との勝負が有耶無耶になったまま終わったのも残念でしたね。
ジャッキー・楊との因縁はどうなったんですか!?
決勝の結果だけ見たらジャッキー・楊の方が上の順位ですが、実力はかなり拮抗してるっぽいのでどっちが上かの判断は正直難しいところです。
はい。
といった感じで今回の記事はこれで終わり。
もしよろしければ他の記事なんかも読んでいただければ嬉しいです。
https://tzakki.com/mantaro-jadogui/
以上。