どうも、だざきです。
2023年夏アニメ『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う』。
通称、通称……?
この作品の通称って何なんですかね?
自動販売機? 自販機迷宮?
うーん。
タイトルの感じからいって自販機迷宮が一番しっくり来る気がしますので、以後自販機迷宮と呼びましょう。
ちなみになろう枠作品。
で。
この自販機迷宮を6話まで視聴しましたので、とりあえずクソ雑感想文書いていきます。
大雑把な感想としましては流し見で見るならちょうどいいアニメ、です。
主人公が自販機に転生するという結構特殊な作品
自販機迷宮はその名の通り、主人公が自販機という結構特殊な作品です。
たまに剣に転生したりだとかは見かけますが、自販機に転生はかなり珍しいのではないでしょうか。
自販機に、転生。
自販機に、転生?
で。
本作は主人公が自販機ってこともあり、主人公が主体となって何か行動を起こしていくってよりかは周りの人間が起点となって、そこに主人公が巻き込まれたり絡まれたりするみたいな感じで物語が進んでいきます。
主人公の自販機性能があまりにも高い
自販機迷宮は主人公のハッコンが自販機マニアって設定でして。
元いた世界で生きていた時は色んな場所の自販機を見に行ったり利用するのが趣味だったとか何とか。
なので異世界転生定番のユニークなスキルが、元いた世界で利用したことのある自販機とか情報を知ってる自販機の中身とか外観とかを再現出来る、という中々に便利な能力を所持しています。
定番の飲料水自販機が基本の形で、他にはカップ麺とか売ってる自販機だったりパンを売ってる自販機だったりその他自販機だったりと、ホント色々な形態に変形出来るのでハッコンの利便性はかなりお高め。
その能力を駆使することでハッコンが色々活躍して物語が進んでいく、みたいな感じが自販機迷宮の主な流れっぽいです。
主人公が自販機という特性上、移動したりだとかそういった自発的な行動は出来ないので、バトル要素もありますがおそらくおまけ程度って感じでしょう。
私は自販機に関する知識とか人並み程度しかありませんので、自販機迷宮で色々なタイプの自販機が登場したりすると「こんな自販機あるだ」と、色々自販機に関する情報が知れて結構面白いです。
バトル要素に期待してはいけない
自販機迷宮は異世界物ってことで一応バトル展開もあります。
ありますが。
正直バトルの描写とかはお世辞にもあまり良い出来とは言えません。
アニメのオープニングを見てもらえれば割とすぐ分かるかと思いますが、自販機迷宮のバトル描写は動きにキレのようなものがないんですよね。
腰から下が動いてないみたいな。
なのでバトル描写はホントおまけ程度、って感じなのではないでしょうか。
実際作品の大半は主人公が自販機としての機能をフルに発揮して、ヒロイン(?)や町の住人たちに笑顔を届けるみたいな感じですので、何度も書きますがバトルはおまけ程度と思っていただいた方がいいと思います。
自販機で笑顔を……
ただヒロインたちの境遇というか過去というかが結構重めで、明らかに何かしらとのバトルを意識した描写がちょいちょいあるのやや気になるところ。
バトル要素はおまけですよね……?
良くも悪くも流し見で視聴するくらいがちょうどいいアニメ
自販機迷宮は物語的にスローライフ系というか日常系というか、その辺のゆるい感じが基本っぽいですので、良くも悪くも流し見で視聴するくらいがちょうどアニメって印象でした。
画面前に張り付いてどんな些細なシーンも見逃さない、だとか今のシーンをもう一度見直そう、だとかそういうすごい真面目に見るのではなくて何か作業しながらチラチラ見るくらいが良さげ。
主人公のハッコンが自販機という特性上、自らが主だって戦ったりとかそういうのは出来ないため、上でも書きましたがバトル要素はおまけ程度って印象ですね。
これがもしハッコンが某乗り物を題材にした作品みたくトランスフォームで戦闘形態とかになれるなら話は別ですが、今のところ元いた世界で存在していた自販機にしかなれなさそうなので流石にその展開はないでしょう。
そんな展開なったら絶対笑っちゃう。
はい。
といった感じで今回の記事はこれで終わり。
自販機迷宮は主人公が自販機って設定なので物珍しさはあります。
がやってることの根幹(元いた世界の知識で異世界生活を豊かにする等)みたいなのは他のスローライフ作品とか日常作品とぶっちゃけ変わらないため、メチャクチャ面白くてまだ見てない人には是非勧めたい! とかはならないですね流石に。
作業の合間に流し見するアニメ探してます、って方には割とおすすめ出来ます。
ただ腰を据えてじっくりアニメを見るつもりとかって場合でしたら、この作品を見るのは正直おすすめ出来ません。
バトル描写とか作画とかその他諸々全体的に、良くも悪くもなろう作品クオリティですので。
以上。