※本記事の画像引用元：©吉永裕ノ介・フレックスコミックス／「ブレイク ブレイド」製作委員会
どうも、だざきです。
つい先日。
前々から見よう見ようと思っていたアニメ『ブレイクブレイド』を見ました。
適当にお気に入り的な場所に入れてる作品漁ってましたら、ブレイクブレイドが動画配信サイトで今年の9月終わりまでしか配信しないとか何とかってメッセージが刻み込まれていまして。
じゃあ見なければなるまい！ ってことで見ることに。
今回見ましたのは劇場版の内容を再編集して何か追加したみたいな感じのTV版、原作は未読ですのでブレイクブレイドは完全初見です。
見る前は何かロボット作品ってことしか知りませんでしたね。
といった感じでブレイクブレイド見ましたので、クソ雑感想文書いていきます。
最終的な感想としましては、予想してたよりだいぶ楽しめて個人的には満足出来ました。
申し訳ないけどOPが絶妙にダサい
私が視聴したのは劇場版を再構成して何かしらの要素を追加したTVアニメ版なのですが、初っ端思ったこととしましてはOPが絶妙にダサいなと。
思ったり思わなかったりではなく明確に思いました。
なんでしょう。
何とも言えないダサさ。
あのOPが好きだという方も当然いると思いますので、そういう方はここから先の文章読まないでください。
で。
イントロからサビとかまではまだ何か普通かな、って印象あるんですけど最後のジャジャジャジャンクションみたいな部分がものすっごい絶妙で。
ダサさにも良い意味でダサいとか悪い意味でダサい（通常使用）とか色々あるとは思いますが、個人的にこのアニメ版ブレイクブレイドOPは悪い意味でダサいと思ってます。
同時期って程じゃないですけど、同じロボットアニメで『トータル・イクリプス』って作品あったじゃないですか。
マブラヴ外伝的なやつ。
TE勢。
今調べたら2012年の作品でした。
あれのOPも世界観に合ってないとかで大概ネットのおもちゃとしてネタ扱いされてたなって記憶あるのですが、ブレイクブレイドOPのダサさはネタに出来る感じではないなって印象です。
シンプル。
シンプルなダサさ。
EDはいい感じなのにどうして……？
ジャジャジャジャンクション以外は普通だとしても、その最後のジャジャジャジャンクション部分が全てをかっさらってしまいます。
彼方へダッシュじゃないんだよ。
あと上画像の3人組何か味方っぽい雰囲気醸し出してますけど圧倒的なまでに敵です（ネタバレ）。
特に真ん中の女性が極悪非道で私許せない。
人妻がヒロインって結構斬新では？
これは認識として合ってるかどうか分からないのですが、ブレイクブレイドのヒロインって一応あのお方でよろしいんでしょうか。
シギュンさん。
ホズル国王とご結婚されてるシギュンさん。
人妻。
ひとづま。
HITODUMA。
他にこういった作品あるかなって記憶を軽く漁っても思い付かなかったのですが、人妻がヒロインの作品って結構斬新ではないでしょうか。
結構って言うか相当って言うか。
他にもありそうと言えばありそうですけど、ちょっと思い付かないです。
本来ヒロインとしては適さない属性ですからね人妻なんてものは。
人妻がヒロインだなんて展開、あっちゃいけないんだよ！
しかも。
しかもですよ？
一般人同士の結婚とかじゃなくて、シギュンさんは一般人だけど相手は国王、一国の王様と結婚してるって状況。
あ～NTRの波動～。
しかも王族との間に発生するNTR。
ロイヤルNTR。
寝取られってよりかは寝取らせ、むしろ浮気に当たる可能性まであるかもしれませんが、中々に斬新な設定で結構驚きましたねこの設定は。
ヒロイン人妻はホント予想外。
私はてっきり敵側の女性がヒロインになる展開かと。
正直えっちな作品とかでしたら「ふ～ん人妻ね」で流せますけど、一般作品で人妻、しかも未亡人とかではなく旦那存命の人妻がヒロインだなんて流石に予想外です。
設定だけでえっち！！
しかもホズル見てる感じだと悪い人じゃない、どころかだいぶ善人寄りなのでちょっとこれは心が痛いよ。
ホ、ホズルーーーーーーーーーーーーッッッ！！！！！！！！！
シギュンとホズル、二人が結ばれた経緯のようなもの分からないのですが描写的に、
①元々シギュンは主人公のライガットが好き
②でもライガット学校辞めちゃうから離れ離れになってしまう
③なんやかんやあってホズルと結婚！
④でも心は未だライガットにあって再会したことで気持ちが溢れちゃった
って流れな感じするのですが、もしこの通りならホズルが……
ホズルの立場どうなってるんだよ！
ホズル中盤とか空気に徹してたけど別に悪いことしてるタイプの王様じゃないでしょ！？
新キャラ赤髪ロン毛のジルグと模擬戦やった夜、ライガットとシギュンが楽しそうに戯れてた光景を玉座の間とかから、やや悲しげな表情で眺めてたホズルの気持ち考えたことあるの！？！？
ホズル！！！！！
ただアニメ版でやった範囲内では二人が結ばれるみたいな感じではありませんでしたので、実際のところシギュンさんが本当にヒロインなのかどうか私には分かりません。
でもジルグも言ってましたがライガットに対するシギュンさんの態度、明らかにただの友人って感じじゃないんですよね。
熱を帯びた瞳をしているぜ！
あと何かやたらとサービスシーン多かった印象もありますね。
半裸とか下着姿でちょいちょい登場する人妻ヒロインってどうなの？
ロボットが無骨な感じで外部装甲とかボッコボコに傷ついたりするのすごくいい、クオリティ高い
ブレイクブレイドは当然の如くロボットバトル物なのですが、大半のガンダム作品とかみたくビームバシュバシュやったり空中ビュンビュン飛んだりとかそういう感じではありません。
原作読んでないのでその後の展開は分かりませんが、少なくともアニメ化の範囲ではそうです。
主人公機だけ太古の遺産的な物でちょっと性能おかしくて、飛行とまでは行きませんがジャンプ力とか諸々半端な～いって差別化もありますが、そこは主人公機ってことで問題なしでしょう。
主人公機ですから。
ある程度盛られるのは無問題。
太古の方々がすごい技術力だったのか。
それとも単純に現代の技術が衰えたのか。
オーパーツ。
戦闘も基本的には地上戦で武器もネイルガンみたいな感じの、釘か弾丸がは分かりませんが何かそういった物を飛ばす武器で撃ち合う戦いがメインな雰囲気ありました。
モブらしきキャラたちも似たような武器使用してましたので、おそらくあの武器がブレイクブレイドの世界では一般的な武器なんでしょう。
プレスガンって単語言ってたのでおそらく武器の名称はそれ。
当たりどころが悪ければヤバいけど、肩かするとかって程度じゃそこまで影響ないタイプの武器。
持ってかれ……てない！
主人公は生まれつき魔力がない体質でプレスガン使えないらしいので近接メイン、あとネームドっぽいキャラとかは近接 + プレスガン使ったり、その他大勢のモブは大体プレスガンパンパンやってた印象あります。
ブレイクブレイド、例えがガンダムばっかりで申し訳ないですが、鉄血のオルフェンズとかみたいな感じと言えば伝わるでしょうか。
オルフェンズをさらに無骨も無骨にした感じのロボット物。
例えとして適切かどうかは分かりませんが大体そんな感じと思ってもらえれば。
とりあえず。
敵味方問わず攻撃が当たれば装甲がガンガン傷つきますし、武器で受けようものならこっちも見た目ガンガン削れていくって描写。
あれは個人的にすごく良かったなと思いました。
毎回傷を描くの作画コストかなり高そうですけどね。
装甲がガンガン削り取られていく～ってハラハラ感とか良かったです。
武器を削りとったり機体の着地時を狙ったりする展開もちょいちょいあって良き。
人物もそうですが、全体的にロボット関連の作画がクオリティ高くて非常に興奮出来ました。
主人公機が換装しまくって色々戦い方変わるの見てて楽しい
ライガットの乗るデルフォングは他のゴォレムと異なり、色々と換装して戦うのがメインって感じでした。
流石に戦闘中の換装は無理なので事前に換装、壊れたらパージして通常フォームで戦うみたいな流れ。
やっぱりロボット物の主人公機と言えば多彩な換装を駆使して戦う、みたいな方が色々見られて楽しいですね。
特に最初の方で出た突進特化形態辺りが一番好きです個人的には。
あの赤いやつ。
ものすごい速度で走ってきて敵に突貫するあの姿。
なんだこいつ！？ 感がすごかったですね。
序盤の主人公が割と甘めなので悪い意味でハラハラする、けど5話目とかで覚悟決まってからは活躍するのでそこまで耐えられるかどうか
ブレイクブレイドの主人公（ライガット）は魔力のあるブレイクブレイドの世界ではかなり珍しい魔力なしという設定で、そのことからなんやかんや片田舎で農作業とかしながら暮らしてるって感じでして。
そっからなんやかんやあって戦争に巻き込まれてしまうって流れから物語が始まっていきます。
だからと言いますか。
最初は人をやった経験とかもないごくごく普通の一般人なので、だいぶ甘めな性格してるんですよね。
戦場で敵と相対してるけど何とかやらずに事を収められないか、みたいなことを考える程度にはチョコラテがすぎる感じです。
そのことが原因で顔も知らない味方が敵にやられ、その後その敵を間接的に自分がやってしまったみたいな状況になり、その後なんやかんやあって覚悟を決めて以降は割と普通に戦うようになります。
そっからはまぁ安心して見ることが出来ますが、そこに至るまでを我慢出来るかどうかって感じはするんですよね。
人しにのあるロボット物では主人公が最初人をやれない躊躇するってのは割と王道展開かもしれませんが、昨今のバトル要素ある作品は大体そういった葛藤みたいなのなく割とサックリやってる印象ありますので、そういうの見慣れてる方が見るとどうだろうな～って気はします。
時間が足りなくて元親友を説得出来ずその後逃げ回った挙げ句、敵と交戦して味方に助けられるもその味方に「何もころすことはないだろ」と止め、その結果味方が敵にやられて最後は敵も自ら命を絶つってあの流れ耐えられるかどうかがターニングポイント。
あそこら辺は私もちょっとな～って思いながら見てましたが、それ以降覚悟決まってからは容赦なく敵と交戦していくので、大体5話～とかからはかなり楽しめるのではないでしょうか。
萌えキャラの将軍が亡くなるシーンはちょっと悲しい
7話で敵にやられてしまったブレイクブレイド屈指の萌えキャラことトゥル将軍。
彼がやられた時はちょっと悲しかったですね。
最初登場した時は嫌なタイプの上官かと思いきや、部下からの信頼はなんやかんや厚く、さらに私財の大半を孤児院の運営費用に回してるみたいな情報も出ても、萌えキャラ～！ ってなりました私の中で。
敵のあの女性私許せませんよ。
今その戦いは必要なの！？ な10話
10話で味方が敵に攻め込まれて大変な時に、戦場を少し離れて味方同士の戦いを繰り広げるライガットとジルグのシーン。
あれね。
必要性は分からないでもないとしても今。
それ今やる必要ある！？
君たちが戦っている間にも味方攻め込まれてるんだよ！？
とは強く思いました。
はい。
で。
二人の戦いの後、というより途中で敵が介入してきた展開にもびっくりでしたね。
どう考えてもあの流れは良き友であり良きライバルでありって関係になる流れじゃないですか。
強敵と書いてともと読む的なね。
それがあんな……
「親父を超える将軍になれ」
って言ったのに……
ジルグーーーーーーーーーーーーーッ！！
ただ噛ませ犬5人組+1人に単騎で無双出来たのは相当な見せ場でしたね。
一人ひとりまぁまぁ強そうな感じのネームドキャラ相手に無双する展開は熱い。
何故か女性にだけ優しい結果だったのが、ちょっと納得いかなかったりはしますけどもまぁいいでしょう。
正直最初あの展開なった時は何人かやってあとはライガットに任せるんだろうなって思って見てましたが、まさか結局最後までほぼ1人でやっつけてしまうとは思わなんだ。
おそらく襲ってきた連中が弱いってよりはジルグが強すぎたって感じですかね。
あと最後の散り際もね。
他キャラみたく機体に乗ったまま潰されるとか貫かれるではなく、機体から降りた状態で敵の銃弾の嵐が当たって、みたいな濁し方。
美しさすら感じます。
……
……
……
とか思ってたら。
次の話で敵に捕まってる状況に陥り、その後敵方のボルキュス将軍に撃たれてやられるって展開になりました。
何かちょっとがっかりしましたね！
あの状況で敵の攻撃当たらないのどういうことなの。
敵のエイム力クソすぎでは？
ま、まぁ最初思ったよりも散り際の美しさがやや落ちた感はありましたが、敵方の将軍に脳天をパーッンって撃たれて散るのも美しいでしょうってことでヨシ！
最初はやな奴やな奴やな奴って感じでしたが、まさかこんな重要な役割を与えられるキャラだとは思いませんでした。
ゼスはもしかして噛ませみたいな立ち位置？
ライガットが学生時代出会って親友になったと言っても過言ではない、敵方のキャラゼスさん。
ガンダムAGEで例えるならアセムとゼハートみたいな関係と言えるでしょう。
おそらく。
4話くらいまで登場して小隊を率いつつライガット側のゴォレムを削りつつ国に迫る等など、だいぶ活躍していた印象のあるキャラです。
単騎で味方サイドの敵を蹴散らしたりと、少なくともあの時点では間違いなく最強キャラだったでしょう。
ですが。
アニメ化の範囲内ではその後全く活躍する気配がなく。
ライガットに足をメチャクチャにされたのですぐには戦線復帰等出来ないでしょうが、それでもなんやかんやその後登場すると思ってました私。
とりあえず思ったこととしましては、怪我そんな大したことなかったんだなって。
思ったり思わなかったり。
てっきり脚ぐっちゃぐちゃになって機械化するくらいの勢いなのかと思ってました。
圧倒的強キャラ感漂うボルキュス将軍（実際強い）
中盤～後半にかけてのボスキャラ、ボルキュス将軍。
常に余裕があって糸目で眼帯で実戦経験豊富で戦場での振る舞いを誰よりも理解しててでも娘には優しくて、と他にも色々あるでしょうがとにかく圧倒的なまでの強キャラ感が漂うキャラでした。
実際強キャラなので困りもの。
専用機のゴォレムもずっと謎ローブをまとってて、そこも何を隠し持ってるのか分からん不気味さあってすごい良かったと思います。
メインの武器もシンプルな剣とか銃じゃなくてうねうねした謎武器ってのがさらに良き。
後半は剣を抜きましたが、やっぱりどの武器でも二刀流みたいな感じで両手に武器持って戦うのいいですよね。
二丁拳銃とかも個人的には大好き。
マジンカイザーSKLとか。
あとアレです。
クリシュナに攻め込んだ際敵ゴォレムの残骸を積み重ね、これが道だと言わんばかりに歩いて門を突破する姿とかも良かったですね。
戦闘中あんなの見せられたら士気だだ下がりですよ。
ブレイクブレイド思ってたより数段面白くて個人的には楽しめた作品でした
と言った感じで。
ブレイクブレイド、個人的にはかなり楽しく見ることが出来ました。
特に10話でジルグが見せたあの無双戦闘なんかはとても良かったです。
ただあそこのシーンが色々良すぎて、最後ライガット vs ボルキュス将軍戦がちょっと霞んでしまった感はありました。
あの活躍見たあとだと大体の戦闘は霞んじゃう。
四方から攻めてくる敵を全て相手取り、追い込まれながらもなんだかんだ順調に一人ずつ倒していくあのシーンはマジでかっこよかったと思います。
最初ライガットとの戦闘中に25歳の未発育バ……ニーナさんが乱入してきて彼女の武器に挟まれたところで「ジルグはここでおしまいか」と思うもなんやかんや普通に倒し、その後敵の精鋭スペルタ部隊が総出で登場したところで「ジルグもここでおしまいか」と思うもなんやかんや無双し、さらにその後敵の遠距離攻撃で左脚部を損傷したところで「ジルグもここでおしまいか」と思いきやなんやかんや無双継続して精鋭部隊を全員倒すって展開。
熱い。
折れた脚を武器として使う展開も良き。
「折れたフレームはよく刺さる」
分からなくはないですけど普通はあんなのやると思いませんよね。
これは早期退場もやむを得ないと思える見せ場シーンでした。
次点で赤い装甲付けたデルフォングがゼス隊に突っ込んでいく4話の戦闘シーンも好きですね。
今までのゴォレム戦では考えられない超スピードで突っ込んで、そのまま敵をぶっ倒す展開もこれまた熱い。
機体、ゴォレムに関しましてはイオ大佐の青いゴォレムとか個人的には好きかもしれません。
青色が個人的に好きというも若干ありますが、全体的にバランスがいい感じのフォルム良き。
はい。
といった感じで。
今回の記事はこれで終わり。
10話の活躍が衝撃的だったのでジルグに関する内容が多かった気もしますが、実際あそこだけで今までのマイナス面が帳消しになるくらいかっこよかったので致し方なし！
もしよろしければ他の記事なんかも読んでいただければ嬉しいです。
以上。
